七五三の撮影を最高のものにするために親が知っておくべき3つのポイント!
七五三に限らず、子どもの記念撮影は予想以上に大変です。
ちゃんとご機嫌でいてくれるのか、笑ってくれなかったらどうしよう、衣裳似合うかしら…、などいろんなことが脳裏をよぎると思います。今回は石川県で10年の実績を持つバコパ写真館が七五三の撮影をよりイイモノにするためのポイントをご紹介します。
ポイントその① 衣裳の好みは事前にチェック
まずは七五三について一度おさらいしておきましょう。
以前は七五三と言えば、数え年で男の子は3歳・5歳のときに、女の子は3歳・7歳の時に神社で参拝・祈祷を行うというものでした。最近では数え年ではなく満年齢ですることや男の子は5歳の時だけ行うという家庭も随分増えてきたように思います。
参拝日当日に写真を撮る方もまだまだ多く見受けられますが、混雑を避けたり、早期割引があるスタジオも増えてきたことから、参拝日よりも随分前に前撮りすることが主流になってきました。
このこともあって、七五三の前撮りと言えど、着物だけでなく、ドレスやそのほかの衣裳を記念として着用する子どもたちが増えています。
スタジオに行けばいろんな衣裳があるので、子どもたちも目移りして、着物の予定が「ドレス着たい!」と意地を張ってしまうこともありますよね。
こうなってしまうと大変です。そうならないためにも、事前にどんな衣裳を着たいのか親子間で相談したり、最近は何色が好きかなど確認してスタジオスタッフに伝えておくといいですね。また、小物に関してもバコパ写真館ではできる限りの対応を心掛けているので、気軽に相談して、持ち込む小物がある場合にもその旨伝えておくとよりスムーズかもしれません。
ポイントその② ライフサイクルと撮影時間を比較する
次に大切なのは撮影の時間帯のこと。
特に3歳くらいだと、普段お昼寝をしているお子さんも多いのでは?いつも何時に起きて、何時くらいからお腹がすいて、何時からお昼寝をするのか、ママならきっとわかっているはず。普段お昼寝をする時間帯に撮影の予約をしてしまうと、いくら慌ててお昼寝の時間を調整したって、それまでの習慣をそんなに簡単には変えられませんよね。
まずはお子さんが一番機嫌のよい時間帯に撮影予約をいれるようにしましょう。
また、兄弟姉妹で一緒に撮影ができる場合にライフサイクルのバランスを見て、ベストな時間帯を見つけ出しましょうね。
このとき要注意なのは、撮影前にあまり時間に厳しくしないこと。
撮影当日、子どもたちは普段通り過ごしているのに、ママだけが、「早く起きて」「早く着替えて」「早くご飯食べて」と焦っていては子どもたちも何事かと気持ちが落ち着きません。
予定を詰め込み過ぎずに余裕をもって、撮影にのぞむことできっと子どもたちも落ち着いて撮影できるはず。
ポイントその③ そのままの姿が一番可愛い、を忘れない
さぁ、衣裳も万全、時間配分もばっちり。
…とここまで準備してきても、いざ撮影本番となるとご機嫌斜めになってしまうのが子どもというもの。
初めての場所、見たことない人、着たことない服。
そりゃあ子どもだってびっくりしますよね。
カメラマンは子どもたちの表情を引き出し、その一瞬を残すプロフェッショナル。任せておけば問題ないことがほとんどですが、ママ・パパの心構えとして忘れないでほしいのが「子どもの可愛い姿は笑顔だけとは限らない」ということ。
これは説明するまでもありませんよね。
だって愛する我が子は笑う姿はもちろんだけど、目を潤ませて涙を我慢するような表情も、顔を真っ赤にしてムスッとするような表情も、どれも可愛くないですか?
笑顔はもちろんですが、泣いた顔も、怒った顔も、全部が家族の思い出です。
写真を見て、「あなたこのときスゴイ泣いたのよ~」と将来思い出話ができたらそれはそれで素敵じゃないですか?
「笑顔の写真を」と望まれるのはごもっともですが、笑顔に限らず、どの表情もいとおしくて、そのどれもが思い出として刻まれていることを忘れないでくださいね!
その心構えがきっとママとパパの気持ちを落ち着かせ、落ち着いたママとパパの様子が子どもたちにとって一番の安心材料になるはずですよ。